2014/07/13
出雲では、地域によって7月盆の風習があります!
スーパーに行くと7月なのに「お盆の砂糖菓子」が並んでいます。
一か月早い7月13日~7月16日にお盆を行う家もあります!
だから出雲地方の初盆のおうちは、もう提灯飾りも終え7月13日から8月16日まで、いつ来客があってもいいようにしています。
なぜ地域によって、7月にお盆をするところがあるのかを、おばあちゃんに聞いてみると、出雲地方は綿作りが盛んで8月には養蚕が忙しくなるため7月にお盆をした歴史があり、それから代々7月にお盆を行う風習のある地域があるという話でした。
インターネットで調べてみると、松江藩第七代藩主、松平不昧公に繋がります。
江戸時代に松江藩の財政が苦しかったのを、木綿や朝鮮人参などの商品価値の高い特産品を栽培し財政を立て直した事が記されています。
確かに児玉製麺のお盆用のそうめんも、木綿通りで有名な平田を初め農業の盛んな簸川や塩冶では、お盆に先んじて7月に販売が伸びています。
出雲地方はひな祭りや端午の節句の飾りは、ひと月遅れで、旧暦の名残りをもつ地方ですが、ひと月早い事もあるです!!