出雲そば
割子そば~ 出雲で「年越しそば」と言えば割子です ~
さて年末といえば、ご存じ「年越しそば」です。
なぜ、年越しに蕎麦をいただくのか?
蕎麦は細く長いことから「延命・長寿」を願ったものです。
年越しそばには、もうひとつ説があって、そば粉(そばを熱湯で団子にしたもの)で「金粉・銀粉を寄せ集める」のに使われて縁起が良く「来年はもっとお金が集まるようにと食べるようになった」と言われています。
ここ出雲では、年越しそばといえば「割子そば」が主流です。
お店に行くと3段や5段の割子(円筒形の重ねた器)で出されます。
御重箱にしてお弁当として食されていたそうです。
我が家では、各自1枚の割子を持ち、わんこそばの様に好きなだけお代わりして食べています。
<<作り方>>
- ゆで湯はたっぷり。1人前に対し、1リットルの割合で湯を沸騰させ、そばをパラパラと入れ軽くかきまぜます。
- 3分ゆで(差水はせず、吹きこぼれない 程度の強火)、手早くザルに移し、十分水洗いしてください。
その際、水道水を出しっぱなしで麺を引き締めます。
※生そばなら3分、乾麺なら4分半 - あとは、秘伝のつゆと薬味で出来上がり!
薬味には、ねぎ・のり・ウズラの卵・もみじおろし・ワサビ・やまいも等を好みによってのせて、いただきます。
年末のオードブルに「海老の天ぷら」があれば、トッピングにすると、ボリューム感のあるそばがいただけます。
個人的には「大根おろし&ネギ&のり&一味」が好みです。
是非、お試し下さい。